英会話用語集「TOEFL(トーフル)」とは?

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TOEFL

解説

「Test of English as a Foreign Language(外国語としての英語テスト)」の略で、1964年に米国非営利教育団体「Educational Testing Service(ETS)」によって開発された、英語を母語としない人々を対象に実施される国際基準の英語能力測定試験のこと。

TOEFLでは、大学のキャンパスや教室といった実生活でのコミュニケーションに必要な、「Reading(読む力)」「Listening(聞く力)」「Writing(書く力)」「Speaking(話す力)」の4つの技能を総合的に測定。さらに、4つの技能を組み合わせ、課題を遂行する能力があるかどうかを評価するなど、どれだけ英語を「知っているか」ではなく、「使いこなせるか」に焦点を当てている。

大学入試レベルのTOEFLテストは、2006年7月から日本で運用されている「TOEFL iBTテスト(TOEFL Internet-based Test)」をはじめ、2017年10月以降、インターネットが使用できない地域で受験できるペーパー版のTOEFLテスト「TOEFL ペーパー版テスト(The revised TOEFL Paper-delivered Test)」、TOEFLテストと相関性の高い団体向けの「TOEFL ITPテスト(TOEFL Institutional Test Program)」の3種類。
なかでも、最もメジャーなのが、「TOEFL iBTテスト」であり、「TOEFL」と言えば、この試験を指すことが多い。

ちなみに、「TOEFL iBT」は、テストセンターにて、全セクションコンピューター上で受験。試験結果は、スコアにて表示され、獲得したスコアは、受験日から2年間有効となっている。

TOEFLは、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダのほぼ全ての大学をはじめ、130か国10,000以上の機関が、テストのスコアを英語能力の証明、学校への入学や推薦、奨学金、卒業の基準として利用。留学時にTOEFLのスコアで英語能力を判断されるケースも多く、海外留学を希望する際は、ぜひ受験しておきたい英語資格といえるだろう。

ベストティーチャー」や「レアジョブ」をはじめ、オンライン英会話の中には、TOEFL対策のコースを用意しているところもあるので、TOEFLの試験対策をする際は、上手く活用するのがおすすめ。

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