CASEC(キャセック)とTOEICの違いを比較!

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CASEC(キャセック)とTOEICの違いを比較!

試験内容やスコアの違いについて解説

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英会話レベル Everyone!

こんな人におすすめ!
CASECとTOEICの違いを知りたい!
CASEC(キャセック)とTOEICを比較

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溝口麻衣

溝口麻衣 画像

Hayakawa所属のチーフライター兼編集者。社会人になってから3か月間カナダへの留学経験あり。英検2級取得。海外のアートや建築、雑貨等に興味があり、現地で困らない英語力を身につけるべく、現在TOEICを勉強中。

近年、オンラインで受験できる英語コミュニケーション能力判定テスト「CASEC(キャセック)」が注目を集めています。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、TOEICの公開テストが相次いで中止となっているなか(※1)、自身の英語力をチェックするためや、就職・転職に備え、TOEICの代わりにCASECの受験を検討している方・TOEICの代わりの英語資格を探している方も多いはず。

そこで今回は、CASECとTOEIC(※L&Rテスト)の違いに注目。試験の基本情報や試験内容、スコアなど、さまざまな点から2つの英語資格をわかりやすく比較していきます。
CASECとTOEICの違いを知りたい方はもちろん、TOEICの代わりにCASECの受験を検討している方、TOEICの代わりに自身の英語力を測定できる英語資格を探している方は、ぜひチェックしてみてください。

※1 : 2020年3月・4月に予定していた公開テストは全て中止。2020年5月以降に予定している公開テストの実施については未定となっています。(2020年4月13日現在) 最新の情報は、TOEICの公式ホームページにてご確認ください。

CASEC(キャセック)とTOEICの基本情報を比較

はじめに、CASEC(キャセック)とTOEICの基本情報を比較していきましょう。

CASEC(キャセック)とは?

公益財団法人「日本英語検定協会(英検)」が基礎開発を行い、旺文社グループの「教育測定研究所」が開発・運営を行う英語コミュニケーション能力判定テスト。24時間、オンラインから受験することができる。ちなみに、CASECとは、「Computerized Assessment System for English Communication」の略。
CASECでは、受験者の解答の正解・不正解に合わせて次に出題される問題の難易度を変更。最終的には、出題された問題の難易度と各問題の正答誤答パターンを元に受験者が安定して正解できるぎりぎりの難易度を推定し、スコア換算を行う。正確に自身の英語力を測定できる点は、CASECを受験する大きなメリットといえるだろう。
また、試験時間が約40~50分とTOEIC L&Rテストと比較して短く、試験終了後すぐに結果がわかる点も魅力

TOEICとは?

一般財団法人「国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)」が実施する、英語を母語としない人を対象に、日常生活やビジネスシーにおける英語でのコミュニケーション能力を測定する試験。「Test of English for International Communication」の略。
TOEICには、大きく、リスニング力・リーディング力を測る「L&Rテスト」、スピーキング力とライティング力を測る「S&Wテスト」、英語初級者・中級者の英語レベルを測る「TOEIC Bridge(※L&Rテスト/S&Wテスト)」があるが、なかでも最もメジャーなのが「L&Rテスト」。
英語力を測る際の基準としてTOEIC L&Rテストのスコアを採用している企業も多く、就職や転職、キャリアアップ等を目的に毎年多くの人が受験しており、数ある英語資格のなかでも高い人気を誇っている。

CASEC(キャセック)とTOEIC L&R 試験の基本情報を比較

CASEC(キャセック) TOEIC L&R(※公開テスト)
運営元 教育測定研究所
※公益財団法人「日本英語検定協会(英検)」が基礎開発
IIBC(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)
試験スケジュール 24時間365日受験可 年10回
※全国約80の都市で実施
受験料(税込) 3,667円 6,490円
リピート受験割引あり(10%割引)
試験時間 約40~50 分 約120分
  • リスニング : 約45分
  • リーディング : 75分
問題数 60問(0~1,000点)
  • リスニング : 32問(0~500点)
  • リーディング : 28問(0~500点)
200問(10~990点)
  • リスニング : 100問(5~495点)
  • リーディング : 100問(5~495点)
試験内容 リスニング、リーディング リスニング、リーディング
試験形式
  • オンラインで受験
  • 4択問題、ディクテーション
  • 試験会場で受験
  • マークシート(3択問題・4択問題)
試験結果の通知 試験終了後すぐに通知 試験日から30日以内に発送
※インターネットから試験の申し込みをした場合、試験日から17日後にインターネットでスコアの確認が可能。
スコアの有効期限 2年間 2年間

CASEC(キャセック)とTOEICの基本情報を比較

CASECは24時間受験可能!受験のしやすさが魅力

TOEIC L&Rテストが試験会場で受験するのに対し、CASECはオンラインでの受験に対応。24時間365日、自分の都合に合わせて好きなタイミングで受験することが可能です
試験時間は、TOEIC L&Rテスト(公開テスト)が120分であるのに対し、CASECは約40~50分とTOEICの半分以下。さらに、CASECの場合オンラインで受験できるため、試験会場への行く時間を考慮する必要もありません。

また、受験料金もTOEIC L&Rテスト(公開テスト)が1回6,490円(税込)であるのに対し、CASECは1回3,667円(税込)と安い料金で受験することが可能
試験を受験しやすい点は、TOEICと比較し、CASECの大きな魅力といえるでしょう。

※ちなみにTOEIC では「リピート受験割引」を用意しており、インターネットでTOEIC L&Rテスト(公開テスト)の申し込みをすると、1年後のTOEI C L&Rテスト(公開テスト)を割引価格(※10%割引)で受験することができます。TOEIC L&Rテスト(公開テスト)を受験する際は、インターネットからの申し込みがおすすめです。

Column
2020年4月からTOEIC IPテストがオンラインでの受験に対応

2020年4月から、TOEIC (L&Rテスト、S&Wテスト、TOEIC Bridge L&Rテスト)のIPテスト(※企業・学校などでの団体受験)がオンラインでの受験に対応しています。
ちなみに、TOEIC L&Rテスト(IPテスト)をオンラインで受験した場合の試験時間は、約1時間。通常の試験時間が2時間のため、約半分の時間で受験することができます。
また、オンラインで受験した場合、試験終了後すぐに試験結果を知ることが可能。

TOEIC IPテストを受験することが多い人は、IPテストがオンラインでの受験に対応している点もチェックしておきましょう。

Memo
TOEIC、「公開テスト」と「IPテスト」の違いは?

TOEICには、「公開テスト」と呼ばれるものと、「IPテスト」と呼ばれるものがあります。この2つの違いは以下の通りです。

▼ 公開テスト
個人受験。TOEIC L&Rテストの受験料は6,490円(税込)。
▼ IPテスト
学校や職場での団体受験。TOEIC L&Rテストの受験料は4,230円(税込)。2020年4月からはオンラインでの受験にも対応している(※TOEIC Bridge S&Wテストを除く)。
ちなみに、公開テストもIPテストも設問形式は同じ。試験の難易度に差もありません。ただし、公式認定証が発行されるのは公開テストのみとなっている点には注意しましょう。

CASEC(キャセック)とTOEICの試験内容を比較

CASECとTOEIC L&Rテストは、いずれも英語4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)のうち、「リスニング力」と「リーディング力」を測定する試験となっています。
それでは、試験内容にはどのような違いがあるのでしょうか?本チャプターでは、CASECとTOEICの試験内容について、比較していきましょう。

CASEC(キャセック)とTOEIC L&R 試験内容を比較

CASEC(キャセック) TOEIC L&R(※公開テスト)
試験時間 約40~50 分 約120分
  • リスニング:約45分
  • リーディング:75分
問題数 60問(0~1,000点)
  • リスニング:28問(0~500点)
    ※うち11問はディクテーション問題
  • リーディング:32問(0~500点)
200問(10~990点)
  • リスニング:100問(5~495点)
  • リーディング:100問(5~495点)
試験内容 リスニング、リーディング リスニング、リーディング
試験形式
  • オンラインで受験
  • 4択問題、ディクテーション
  • 試験会場で受験
  • マークシート(3択問題・4択問題)

CASECは受験者の解答に応じて出題される問題が変化。TOEICは試験内容が全レベル共通

TOEIC L&Rテストでは、英語初心者から上級者まで、レベルに関わらず同じ問題を解いていきますが、CASECでは、受験者の解答に応じて、次に出題される問題の難易度が変わります

CASECの場合、難易度の低い問題から順に出題。その問題に正解すると、少し難易度の高い問題が出題されます。一方、その問題に不正解だった場合、次に出題される問題は、前の問題よりも難易度の低いものが出題されます。つまり、自分の英語レベルに合った問題を解き進めていくことが可能です
特に英語初心者の場合、難易度の高い問題が続くと、どの問題を解いてもわからず、試験を受けること自体が苦痛に感じてしまうことも。自分のレベルにあった問題で試験に取り組める点は、CASECのメリットといえるでしょう。

ちなみに、TOEIC L&Rテストの場合、120分で200問を解くため、1問あたりの解答時間は30~60秒ですが、CASECの場合、1問あたりの解答時間は60秒~120秒に設定されています。
また、TOEIC L&Rテストが3択または4択のマークシート形式であるのに対し、CASECの場合、4択問題に加え、ディクテーション(書き取り)の問題がある点もチェックしておきたいポイントです。

CASEC(キャセック)とTOEICのスコアを比較

次に、CASECとTOEICのスコア(試験結果)について、比較していきます。

CASEC(キャセック)とTOEIC L&R スコアを比較

CASEC(キャセック) TOEIC L&R(※公開テスト)
スコア 0~1,000点(全60問)
  • リスニング:0~500点(28問)
  • リーディング:0~500点(32問)
10~990点(全200問)
  • リスニング:5~495点(100問)
  • リーディング:5~495点(100問)
試験結果の通知 試験終了後すぐに通知 試験日から30日以内に発送
※インターネットから試験の申し込みをした場合、試験日から17日後にインターネットでスコアの確認が可能。
スコアの有効期限 2年間 2年間

スコアの有効期限はいずれも2年間。CASECのスコアはTOEIC L&Rテストのスコアに換算可能

CASECのスコアは、リスニングが0~500点、リーディングが0~500点、合計0~1,000点となっています。一方、TOEIC L&Rテストのスコアは、リスニング5~495点、リーディング5~495点の合計10~990点。いずれもスコアの有効期限は2年間です

また、CASECでは、試験結果(スコアレポート)を試験終了後、すぐに受け取ることが可能。このスコアレポートには、試験のスコアに加え、今後の学習に関するアドバイスや、TOEIC L&Rテストのスコア・英検級との目安の対応表も記載されており、CASECのスコアから、TOEIC L&Rテストのスコアの目安を知ることができます

CASECのスコアから、TOEIC L&Rテストのスコアを概算できる点は、チェックしておきたいポイントといえるでしょう。

CASEC(キャセック) TOEIC L&R
900~1,000 965~990
800~900 880~965
700~800 725~880
600~700 545~725
450~600 355~545
~450 ~355

一方、TOEIC L&Rテスト(公開テスト)の場合、試験結果は試験日から30日以内に郵送で送られてきます。ただし、インターネットから試験の申し込みをした場合、試験日から17日後にインターネットにてスコアの確認が可能。できるだけ早くTOEICのスコアを知りたい場合は、インターネットから試験の申し込みをするのがおすすめです。
(※ちなみに、TOEIC L&Rテスト(IPテスト)をオンラインで受験した場合、試験終了後、すぐに試験結果を知ることができます)

CASEC(キャセック)とTOEICの勉強法を比較

最後に、CASECとTOEIC L&Rテストの勉強法について見ていきましょう。

CASECはTOEIC L&Rテストの勉強で対策可能!

TOEIC L&Rテストの場合、公式問題集や英語学習アプリ、オンライン英会話、英会話教室の利用等、さまざまな勉強法でスコアアップの対策を行うことが可能です。
その一方でCASECの場合、CASEC対策用の公式問題集や参考書は特にありません。

CASECの公式ホームページでは、試験対策について、下記のような記述があります。

CASECの受験対策はどのようにすればよいですか?

―CASEC対策などの問題集は作成していませんが、CASECは受験者の現時点での英語力を正確に測定するのに適したテストですので、他の英語テストの試験対策と同じように総合的に英語学習をしていただければ、CASECにも有効かと思われます。

引用 : 「CASEC受験やテスト内容に関する」FAQ

つまり、他の英語資格対策のような総合的な英語学習がCASECの対策として有効なのです
なかでも、リスニングとリーディングの勉強ができ、かつ、スコアの換算にも対応しているTOEIC L&Rテストの対策は、CASECの対策としても有力な勉強方法
TOEIC L&Rテストの対策には、さまざまな方法やおすすめのサービス等があるので、自分に合ったものを見つけ、TOEIC・CASECの対策に役立てることが大切です。

CASEC(キャセック)とTOEIC の対策におすすめの英語学習サービス

スタディサプリENGLISH TOEIC対策コースの特徴

リクルートが提供するTOEIC L&R テスト対策に特化した英語学習アプリ
人気講師・関先生による動画講義の視聴やオリジナルの実践問題集等、豊富なコンテンツが利用でき、このアプリ一つで、英単語、文法、リスニング、リーディングとTOEIC L&Rテストの全対策を行うことができる。また、1レッスンが最短1~2分と短く、スキマ時間を利用した勉強にもおすすめ。さらに、ホーム画面には毎日学習した時間がグラフで表示され、英語の学習習慣を身につけやすい点も嬉しい。
7日間の無料体験もあるので、スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース(ベーシックプラン)は、アプリを使って手軽&効率よくCASEC・TOEICの対策を行いたい人におすすめといえるだろう。

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料金プラン例(税込)
プレミアムプラン
月額6,480円
ファミリープラン
月額1,980円
  • プレミアムプラン会員の家族限定
  • 予約レッスンは1レッスン50コイン~(講師により異なる)
  • 予約レッスンに必要なコインは、500コイン1,000円~購入可能
無料体験 ※7日間

ネイティブキャンプの特徴

レッスン回数制限なし・予約不要で受講できるオンライン英会話
ネイティブキャンプでは、アメリカやイギリスなどのネイティブスピーカーやフィリピン人など世界100ヵ国以上の国々から講師を採用。さらに、日本人講師によるレッスンにも対応している。ちなみに、コインを使うことで、人気講師の予約を取ることも可能。
また、ネイティブキャンプは、TOEIC L&Rテスト600点・800点対策用の教材を多数用意。TOEIC L&Rテストのスコアアップ対策を行いつつ、スピーキング力を鍛えられる点は、嬉しいポイントといえるだろう。さらに、アプリをダウンロードすれば、スマホから簡単にレッスンを受講できる点もチェックしておきたい
オンライン英会話を利用して、CASEC・TOEIC の対策をしたい人にとって、ネイティブキャンプは有力な選択肢の一つ。

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料金プラン例(税込)
2か月コース
18万7,000円
3か月コース
28万500円
6か月コース
56万1,000円
  • 別途:入会金55,000円
  • 延長料金(1か月):9万3,500円
コース内容
  • 課題発見アセスメント
  • 対面コンサルティング
  • 学習プランニング
  • 自習課題進捗サポート
  • 教材費 など
教室 新宿、銀座、大宮、北浜 ※オンラインでの受講にも対応
無料体験 定期的に説明会を実施 ※オンライン

STRAIL(ストレイル)の特徴

学習コンサルティングに特化したベネッセグループの自習型学習サービス
STRAILでは、週1回(60分)、専属コンサルタントによるコンサルティングを実施。コンサルティングでは受講生一人一人の英語学習における課題を明確にし、さらに最適な学習方法を提示してもらうことができる。自分に合った方法で、効率よく英語力を伸ばせる点は、STRAILを利用する大きなメリットといえるだろう。
また、在籍するコンサルタントが全員、「第二言語習得研究」をはじめ、大学院や大学で英語に関する専門的な知識を学び、教育の現場にも携わった経験のある英語学習のプロであり、質の高いコンサルティングが受けられる点もチェックしておきたい
さらに、コンサルティングに特化することで、月10万円以下と一般的な英語パーソナルジムと比較してリーズナブルな料金を実現している点も魅力。
2020年4月現在、スタジオは新宿、銀座、大宮、北浜の4か所となっているが、オンラインでの受講にも対応している
自分に合った方法で効率よく英語力を伸ばしつつ、CASEC・TOEICのスコアアップを目指したい人は要チェック!

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まとめ

CCASECとTOEICの違いを比較した今回の特集はいかがでしたでしょうか?

TOEICと比較すると、やや知名度の低いCASECですが、オンラインでの受験に対応しており、自分の都合に合わせて試験を受けられるほか、試験時間も約40~50分と短く、気軽に受験することが可能。
また、試験終了後すぐに試験結果がわかることに加え、自分のレベルにあった問題が出題され、リスニング力・リーディング力を中心に、より正確に自分の英語力を測定できる点も魅力です

CASECが気になっている方はもちろん、TOEIC L&Rテストの代わりに英語力を測る試験・資格を探している方は、本特集を参考にCASECとTOEICの違いをチェックし、英語資格を受験する際に役立てましょう。