BULATS
ブラッツ(Business Language Testing Service)
解説
「Business Language Testing Service(ビジネス言語試験サービス)」の略。イギリスのケンブリッジ大学英語検定機構(Cambridge Assessment English)が運営する、ビジネスシーンでの実践的な英語力を測る、オンライン型の英語能力試験のこと。
TOEICと比較して日本での認知度は低いものの、海外では、ヨーロッパを中心に高い知名度を誇っている。
DisneyやHilton Hotel、IBM、CitiBank等の外資系企業や、三井物産、三菱商事といった商社等での導入実績があり、近年、注目を集めている英語能力テストの一つ。
BULATSの試験は、大きく以下の3種類。これらを組み合わせて受験し、「Reading(読む力)」「Listening(聞く力)」「Writing(書く力)」「Speaking(話す力)」の4つの技能からビジネスの場で使える実践的な英語力を測定することができる。
- Online Reading & Listening Test (1回 2,900円)
- リーディング(読む力)・リスニング(聞く力)で英語力を測る試験
- Online Speaking Test (1回 6,900円)
- スピーキング(話す力)で英語力を測る試験
- Online Writing Test (1回 3,900円)
- ライティング(書く力)で英語力を測る試験
※Online Reading & Listening Testと一緒に、Online Speaking Test, Online Writing Testの受験を申し込むと、セット割引が適用される。
BULATSの出題テーマは、オフィスでの会話や、顧客対応、交渉や合意等の取引に関する表現、業績の分析等、実際のビジネスシーンを想定した内容になっており、広範囲な職種に対応している。
BULATSは、TOEICとは異なり、よりビジネスに直結した英語力を測る試験となっているため、ビジネス英会話の対策が必須。市販のテキストを利用するほか、ベルリッツやビズメイツ等、ビジネス英会話に強い英会話教室やオンライン英会話を上手く活用し、勉強を進めると良いだろう。