ディクテーション
dictation
解説
ディクテーションとは、英語の音声を流して、その英文を書き下すリスニング上達法。英文スクリプトは見ず、自分の耳だけで、英文を正確に把握することが目的。
ディクテーションを行うメリットは大きく分けて2つある。
メリット①
英語の発音と文章を関連付けて学ぶことができる
"I like it"が"アィライキッ"に聞こえるなど、英会話では単語と単語がつながり発音が変化したり、発音自体が省略されたりすることが頻繁に起る。リスニングを上達させるためには、この発音の変化を把握することが必要。ディクテーションを通して英文がどのように発音されるかを知ることで、発音変化のルールを頭と耳で学ぶことができる。
メリット②
リスニングの弱点を発見できる
リスニングの練習をしていく中で、自身の弱点となる発音を発見するのは意外と難しい。多くのリスニング練習は聴く・読むことがメインで、弱点を自覚する機会がないためだ。ディクテーションでは聞こえた英文を自分で書き起こすため、聞き間違いや聞き取れなかった部分を意識することができる。
ディクテーションを行う際は、自分のレベルよりも簡単な英文を使うのがおすすめ。発音の細部に気づく余裕を持つことができ、学習の効率が上がる。