英会話用語集「IELTS(アイエルツ)」とは?

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IELTS

解説

「International English Language Testing System(国際英語力試験)」の略で、イギリスの公的国際交流機関「ブリティッシュ・カウンシル」、IDP:IELTSオーストラリア、ケンブリッジ大学英語検定機構が共同運営する、海外留学・海外移住に必要な英語力を測る英語能力試験のこと

IELTSには、以下の2種類のテストタイプ(モジュール)があり、目的によって、受験するテストタイプが異なる。

  1. アカデミック・モジュール(Academic Module)
    海外留学や海外での就職を希望する人向け。英語で授業を行う大学や大学院に入学できるレベルに達しているかどうかを評価する試験。イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの大学や大学院では、アカデミック・モジュールでの試験結果が入学許可の判断基準になる。
  2. ジェネラル・トレーニング・モジュール(General Training Module)
    英語圏の国で学業以外の研修を考えている人や、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドへの移住申請を希望する人向け。

IELTSでは、「Reading(読む力)」「Listening(聞く力)」「Writing(書く力)」「Speaking(話す力)」の4つの技能から英語力を測定。アカデミック・モジュールと、ジェネラル・トレーニング・モジュールとでは、「Reading」「Writing」の出題内容が異なる。
受験料は25,380円(税込)、IELTSの申し込みには、パスポート(※試験日当日が有効なもの)が必要。また、試験結果は、1.0~9.0まで0.5刻みのバンドスコアで表示され、合格・不合格はない。(※ちなみに、多くの大学では、6.0~6.5のスコアを入学基準としている。スコアの有効期限は2年間)

英語圏の国を中心に、世界10,000以上の教育・国際機関、企業等が、IELTSを、海外留学・海外移住希望者の英語力を判断する基準として採用。近年のグローバル化と共に、日本国内でも、大学生を中心に年々、受験者数は増加しており、数ある英語資格の中でも注目を集めている。
海外留学や、海外での就職、海外移住を希望する際は、ぜひ受験しておきたい英語資格と言えるだろう。

オンライン英会話「ベストティーチャー」や英会話スクール「ブリティッシュ・カウンシル」等、数あるオンライン英会話・英会話スクールの中には、IELTS対策コースを用意しているところもあるので、海外留学や海外での就職等を目的にIELTSの受験を検討する際は、上手く活用したい。

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