スラッシュリーディング
Slash Reading
解説
英文にスラッシュ(/)を入れ、スラッシュで区切られたかたまりごとに意味を把握しながら英文を読んでいく英語学習法の一つ。「区切り読み」とも呼ばれる。
スラッシュリーディングを行う際、スラッシュは、以下の位置に入れるのが一般的。
スラッシュを入れる位置
- 前置詞の前
- 接続詞の前
- 疑問詞の前
- 不定詞・動名詞の前
- 現在分詞・過去分詞の前
- 関係詞の前
- 主部(主語)の後
- カンマ(,)、セミコロン(;)、コロン(:)、ダッシュ(-)の後
はじめはスラッシュで細かく区切り、慣れてきたら、だんだんとスラッシュで区切る数を減らし、大きなかたまりで意味を捉えられるようにする。
スラッシュで区切られたかたまりで意味を捉えることに加え、文全体の意味も把握できるようにすることがポイント。
スラッシュリーディングを行うことで、一見、複雑に見える英文でも理解しやすくなり、一文が長い英文であっても、スムーズに読むことが可能。英文を読むスピードのアップや、長文の読解力向上に効果がある。 また、英文を文頭から読んでも意味が理解できるようになるため、長文読解に加え、リスニング力を鍛えることも可能。さらに、英文の構造にも慣れることができるため、スピーキング力やライティング力の向上にも効果がある。
スラッシュリーディングは、長文を読むのに時間がかかる人、長文のリスニングがなかなか上手く聞き取れない人であれば、ぜひ上手く取り入れたいおすすめの英語学習法と言えるだろう。