英語のリスニング力を上げるには?社会人におすすめの勉強方法5つを紹介

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英語のリスニング力を上げる!社会人におすすめの勉強方法5選

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英会話レベル Everyone!

こんな人におすすめ!
リスニング力アップに効果があるおすすめの勉強方法を知りたい!
英語のリスニング力を上げる!社会人におすすめの勉強方法5選

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ウロジ ワカオ

ウロジ ワカオ

大学在学時に英検準2級取得、ニュージーランドに1か月間の留学経験あり。大学卒業後は、アジア圏を中心にバックパッカーとして約1年間過ごし、タイに約1年間在住。合計約2年間、日本語を使わずに英語だけの生活を経験。

社会人で英語の勉強をしている方のなかには、「英語を聞いても、何と言っているのか聞き取れない」「話されている英文の内容を瞬時に理解できない」という方が少なくありません。
英語のリスニング力は、少し勉強しただけで簡単に身につくものではないからこそ、自分に合った勉強方法で、継続的に学習することが大切です

本特集では「英語のリスニング力」に注目し、英語のリスニング力を上げる際に押さえておきたいポイントや、社会人におすすめのリスニングの勉強方法、社会人がリスニングの勉強を続けるコツをご紹介します。
英語のリスニング力を上げたい社会人の方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

英語のリスニング力を上げる際のポイント

01:英語のリスニング力を上げる際のポイント・画像

英語のリスニング力を上げるために必要なのは、単語帳や文法書を読み込むことではなく、英語に日常的に触れる時間と環境です。私たちが日本語を聞いて理解できるのも、幼いころから日本語を耳にしてきた積み重ねがあるから。英語も同じで、たとえ理解できなくても聞き続けることで、少しずつ耳が慣れていきます。完璧を求めず、焦らずに継続することが大切です。

本チャプターではこうした視点もふまえ、リスニング力を上げる際に押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

ポイント1: 「英語を英語のまま理解する」クセをつける

「英語を英語のまま理解する」という言葉を聞いたことのある方も多いでしょう。
リスニング力が不十分なうちは、聞こえてきた英語を都度日本語に訳したくなりますが、実際の英会話では、そうした余裕はありません。たとえば、「What time is it?」といった英語を聞いたときに、いちいち「何時ですか?」と日本語に訳さず、「時間を聞かれている」と感覚的に捉えられるようになることが大切です
なお、意味がわからない部分については気にしすぎず、まずは耳に英語を慣らすことを優先しましょう。余裕があれば、英語で質問したり、英英辞典などを使って言葉の意味を調べ、理解を補うのがおすすめです。

ポイント2: 文法や単語の勉強よりも、「まず英語を聞く」

英語のリスニング力が思うように身につかないと、「リスニング力を上げるために、まずは文法や単語からやり直したほうがいいのでは?」と感じることもあるでしょう。文法を復習したり語彙を増やしたりすることは、英語力の土台を強化するうえでとても大切です。
ただ、こうした勉強方法は、耳を使った練習が不足しており、「英語のリスニング力を上げる」という点に対しては、効果的とはいえません。
英語を聞き取れるようになるには、地道に英語の音に触れ続け、耳を慣らすことが何よりも大切です
すぐに成果が出なくても焦らず、コツコツと英語を聞き続けることがリスニング力を上げる近道。続けていれば、やがて英語が自然と耳に入ってくるようになります。

英語のリスニング力を上げる!社会人におすすめの勉強方法5選

02:英語のリスニング力を上げる!社会人におすすめの勉強方法5選・画像

本チャプターでは、社会人向けに英語のリスニング力アップに効果があるおすすめの勉強方法を5つご紹介します。楽しく無理なく続けられる、自分に合ったリスニングの勉強方法を見つけてみてください。

おすすめの勉強方法 その1: 洋楽で耳を英語に慣らす

英語のリスニング力を上げるためにおすすめの勉強方法として、洋楽(英語の歌)を聴くことが挙げられます。
この勉強方法は、「何度聴いても飽きない歌を繰り返し聴くこと」が重要なポイント。まずはハミングから始めて、次に歌詞を真似して口ずさんでみましょう。リズムに乗りながら、自然と英語の音や表現が身についてきます。言語の理解は後からついてくるので、焦らずに続けましょう。
また、洋楽にあまりなじみがない場合は、日本人歌手が英語で歌っている歌を選んで勉強するのもおすすめ。たとえば、宇多田ヒカルさんのようにネイティブに近い発音の歌手の歌を選ぶと効果的です。
音楽を通じて、英語の音に親しみ、リスニング力を育てていきましょう。

おすすめの勉強方法 その2: 英語の映画やドラマを観る

英語のリスニング力を上げるために、英語の映画やドラマを活用するのもおすすめの方法です。とはいえ、たくさんの作品を見る必要はありません。
この勉強方法で大切なのは「何度観ても飽きない作品」を繰り返し観ることです。たとえば、「ハリーポッター」シリーズが好きなのであれば、何度も「ハリーポッター」の作品を観て、セリフを耳に慣らすのがおすすめ。
英語の映像作品に馴染みがない場合は、日本のアニメや映画の英語吹き替え版を選ぶと良いでしょう。
なお、作品を観る際は、まずは内容を楽しみながら理解し、徐々に英語表現の聞き取りに意識を向けていくのがポイント。同じ場面を繰り返し観ることで、英語のフレーズや表現が自然と耳に入ってくるようになります。

おすすめの勉強方法 その3: 英会話アプリを活用する

英会話アプリを使ってリスニング力を上げるのも社会人におすすめの勉強方法の一つ。英会話アプリでは、自分のレベルに合わせて学習を進められるのはもちろん、ゲームのようにクリアするごとに次のステップへ進める要素もあるため、楽しみながら勉強を続けられます
ただ、アプリで聞ける英語は、他の勉強方法と比べると量が少なくなりがちです。そのため、英会話アプリを使って勉強する際は、他の勉強方法と併用するのがおすすめ。他の勉強方法でリスニング力を向上させつつ、スキマ時間の学習に英会話アプリを活用すると良いでしょう。

おすすめの勉強方法 その4: ネイティブの会話を実際に聞いてみる

英語を話す外国人が集まるバーやカフェへ行き、日常会話を「聴きに行く」のもリスニング力を上げるのにおすすめの勉強方法です。やることはシンプルで、英語を話している外国人の近くに座り、会話に耳を傾けるだけ。リラックスした空間で気軽に英語に触れられ、実際に使われている英語表現や自然な英語のリズムを耳に慣らすことができます。
筆者自身もタイに滞在していた時に、語学学校での学習の延長として、バーで外国人の話す英語を聴き、リスニング力を鍛えていました。
特にお酒が好きな方は、仕事帰りの一杯で楽しく英語を学べるでしょう。お酒が苦手な場合は、外国人客の多いカフェやレストランなどを活用するのがおすすめです。

おすすめの勉強方法 その5: 気の合う外国人の友人をつくる

英語のリスニング力を上げるには、外国人の友人とのコミュニケーションも効果的です。この勉強方法には、まず外国人の友人をつくることが必要ですが、たくさんの外国人と知り合う必要はありません。「量より質」を意識しましょう。
大切なのは、「気が合う人」、つまり“馬が合う”友人をつくること。そうした相手であれば、言葉が通じなくても自然に意思疎通が取れ、心地よい時間を過ごせるはずです。筆者も海外滞在中に何度かこうした経験をしました。ただ、この方法を実践するためにわざわざ海外へ行く必要はありません。
日本国内でも、国際交流ラウンジやイベントなどを活用すれば、外国人の友人をつくれる機会は十分にあります。平日の夕方~夜に開催されるものも多く、社会人でも気軽に参加できるでしょう。
気の合う友人をつくることで、英語に触れる機会が増え、リスニング力も自然と身についていきます。

社会人がリスニングの勉強を続けるコツ

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忙しい社会人にとって、リスニングの勉強を続けるのは簡単ではありません。ここでは、忙しい社会人でも無理なくリスニングの勉強を続けるためのコツを3つご紹介します。

社会人がリスニングの勉強を続けるコツ その1: 自分に合ったリスニングの勉強方法を見つける

勉強時間が限られる社会人は、まず「無理なく継続できる」勉強方法を見つけることが大切です。ポイントは、自分が本当に楽しいと感じられる勉強方法を選ぶこと。それがリスニングの勉強を継続するためのカギになります。ただ、もし選んだ方法が合わないと感じたら、無理に続けず、別の方法に切り替えてみましょう。
その際、「この勉強方法は向いてなさそうだからやっても無駄」と決めつけず、まずは気軽に試してみることが大切です。思い切って始めてみたら、意外と自分に合っていたということも。いろいろと試すなかで、自分にぴったりの勉強方法を見つけましょう。

社会人がリスニングの勉強を続けるコツ その2: 頑張りすぎない

頑張りすぎず、無理なく勉強に取り組めることも社会人がリスニングの勉強を続けるうえで大切なポイントです。
英語のリスニング力はすぐに伸びるものではありません。特に社会人の場合、仕事が忙しく、勉強時間を確保するのも簡単ではないでしょう。
ただ、そうしたなかで、「もっと頑張らないと」と睡眠時間を削ったり、勉強を優先することで人間関係に支障をきたしたりする場合は、一度立ち止まってみましょう。「無理している」と感じたときは、思いきって休むことも必要です。無理のないペースで学習を続けることが、リスニング力アップへの確かな一歩になります

社会人がリスニングの勉強を続けるコツ その3: 年に1度は海外で旅をする

リスニングの勉強も毎日同じことの繰り返しでは、飽きてしまうこともあるでしょう。そうしたときは、有給や長期休暇を活用し、年に一度くらいは海外で旅をしてみるのがおすすめです。
英語を使う海外での旅は、勉強を頑張ってきた自分へのごほうびであると同時に、「英語をきちんと聞き取れるか」を確認する良い機会にもなります
旅のポイントは「英語を使った単独行動」。団体ツアーや日本語が通じやすい場所はできるだけ避け、英語だけの環境に身を置いてみましょう。リアルな会話の中で自然とリスニング力が鍛えられ、よい刺激にもなるはずです。

まとめ

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今回は社会人向けに、英語のリスニング力を上げるおすすめの勉強方法を紹介しました。
社会人がリスニングの勉強に取り組む際に大切なのは、気長に楽しみながら勉強を続けることです。もちろんリスニング力の上達スピードには個人差がありますが、焦らず、自分に合ったペースで、少しずつ耳を英語に慣らしていきましょう。
また、疲れたときはしっかり休み、気分転換しながら自分に合った方法で勉強を続けるのもポイントです
リスニング力を上げたい社会人の方は、本特集を参考に自分に合った勉強方法を見つけ、日々の学習に役立ててみてください。

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