2016年から、DMM英会話の料金プランに『プラスネイティブプラン』が追加されました。
『プラスネイティブプラン』とは、ネイティブ講師のレッスンが予約できる新しいプラン。通常プランでは予約できないネイティブ講師も、プラスネイティブプランならレッスン可能。格安な料金でネイティブ講師のレッスンを受けることができプランとして注目を集めています。
ただ、気になりはするものの、なかなか踏ん切りがつかない・・・という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は本気の英会話管理人がプラスネイティブプランを体験した記録をレポートします。プラスネイティブプランについて知りたい人は要チェックですよ!
DMM英会話『プラスネイティブプラン』 公式サイトへ行く
料金 |
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レッスン形式 | マンツーマン(1レッスン25分) |
講師 | ネイティブ講師+世界120カ国の講師陣 |
プラスネイティブプラン体験レポート 予約
プラスネイティブプランの特徴は、何と言ってもネイティブ講師を予約できること。ただ、それ以外の画面構成、予約制度やらは、通常プランと変わりありません。
今回はネイティブ講師を予約できるチケットを使って、ネイティブ講師を予約していきます(検索画面から指定可能)。
ずらーっと並んだ講師を見てみると、先生の国籍で多いのは南アフリカやイギリス。南アフリカは英語圏のイメージがなかったので少し調べてみたら、どうやら英語が公用語なんですね。他にも公用語がたくさんあって、多言語国家という感じです。
予約できる先生たちはというと、レビュー数50~500当たりの方がボリュームゾーン。時々1,000レビューを超える超ベテランの方もちらほらいらっしゃいます。やはりレビュー数が多いは予約がかなり埋まっていますが、それでも翌日19:00-23:00の時間帯で予約が取れる先生が数人見つかります。プラスネイティブプランと名前がつくだけあって、ネイティブの方が予約しやすいですね。
さて、最初のレッスンでは、とりあえず500レビューぐらいのイギリス人女性を選んでみました。教材はちょっと悩んだのですが「講師にお任せ」にして、どんなレッスンになるのか様子見。開始時間が来るのを待ちます・・・!
プラスネイティブプラン体験レポート レッスン1回目
スカイプに着信があり、出てきたのは笑顔が素敵な40代女性。
ひとまずお互いに自己紹介。先生はイギリス出身で、今はギリシャの近く、キプロスに住んでいるそう。
実は、ネイティブの方がお相手ということで、少し緊張していた私。ちゃんと聞き取れるかしら、と不安だったのですが、普通にききとれます!
これは私のリスニング力が素晴らしいから・・・ではなく、レッスン予約時に「ゆっくり喋ってほしい」を選択したおかげですね。この方は英語を教えた経験がかなり豊富なようで、英語を勉強している人にとってわかりやすい英語を喋ってくれています。
レッスンの流れは、自己紹介から始まり、雑談の流れへ。笑顔が素敵なお人柄のせいか、少し言葉が詰まっても、相槌が上手く出てこなくても、気まずくならずに会話を続けてくださいます。
そして面白かったのが、先生が教えてくれる表現。「間違いは積極的に正して」と伝えたので、きちんとした表現を教えてくれます。例えば、「中古車」が出てこずに「old car」といったら、「secondhand car」と訂正が入り、さらにポンコツ車という意味の「old banger」、「jalopy」という単語まで教えてくれました。結構長い間英語を勉強してるんですが、初めて聞く単語ばかり。さすがネイティブ語彙力がすごい。
また、授業の自然な流れで教えてくれるので、単語帳から学ぶよりも覚えがいい。
ちょっと反省点としては、教材を「講師にお任せ」にしたせいで、教えてもらえる表現が知りたいところから少しずれてしまったこと。もっと日常生活で使えるフレーズの話ができるような教材にすればよかった・・・!多分このあたりは生徒が自分で教材を選んで、希望を伝えるべきところですね。
今回の反省を踏まえ、2回目の予約は教材を指定して、私が非常に苦手な「あいさつ」の練習をすることにしました。
プラスネイティブプラン体験レポート レッスン2回目
先生2人目はレビュー数1,000以上のベテランの方。予約がぽっかりあいていたコマに滑り込みです!
教材は「バーダマン先生のリアルな英会話フレーズ」。書店でも発売されている書籍で、大学教授の先生が教えてくれる、ネイティブっぽいフレーズ集です。選択したのはあいさつ編。私が非常に苦手な「what's up」から始まる会話です。
これは私だけかもしれないですが、「What's up?」とか「How are you?」って、返すのがすごく難しくないですか?「I'm fine,thank you」だと、教科書っぽくて変だし、でも、それ以外にすらっと出てくる言葉もないし・・・。
そこで、今回はあいさつの克服という裏テーマをかかげ、レッスンに挑みます!
ベテラン先生はニュージーランドにお住まいの方で、聞き間違いでなければ、出身は南インドみたいです。
今度のレッスンは最初に軽く自己紹介をして、レッスンどおりに進んでいきます。ひとまずフレーズを音読してみて、ロールプレイという流れですが、今回の先生は前回と比較してすごく発言を直してくれます。特に自己紹介のパートでは、自分で使える文章をテキストメッセージで送ってきてくれて非常にありがたかったです。
教科書の内容自体はとてもシンプルだったので、どんどん質問をして内容を深めていくことに。
先生は「何か質問は?」と頻繁に聞いてきてくれるので、そのタイミングで質問です!
内容は「調子を聞かれた後は理由を言わなきゃダメ?」というもの。私はit's greatとか返すことはできるんですけど、その後にその理由を言おうとして、でも言えなくて気まずい沈黙が流れる、というのがいつもの感じ・・・。
なので、理由を省略できればまだいいんじゃないかと思ったのです(このときはそのあたりの事情を言えてませんが)。
先生の答えは「言いたくなければOK」。
理由が思いつかないなら、即座に「How about you?」で聞き返しちゃえばいいよ、とのこと。例えば、「What's up」 と来たら、「Not plenty. How about you?」でさらっと流しちゃっても全然不自然じゃないそうです。
これは役立つことを聞きました!実際、日本語でも「最近どう?」と聞かれたら「まぁまぁ。そっちは?」と答えちゃいますし、ちょうどいい表現です。
その他にも役立つ返しを教えてもらって、レッスンは大満足!最後のほうにはスカイプのログが先生が書いてくれた文章で一杯に(笑)。すごく参考になります。
プラスネイティブプラン体験レポート まとめ
プラスネイティブプランのレッスンはとても楽しく、勉強になりました!
今回の先生は2人ともフレンドリーで親切で、単語のちょっとしたニュアンスの違いや、今まで知らなかった自然な言い回しなど、新しい知識を得ることができました。
また、プラスネイティブプランのレッスンを最大限活用するためには、自分が学びたいことを明確にしておくのがおすすめ。ネイティブの先生はそれこそ色んな表現についてご存知なので、車の話から砕けたあいさつの話まで、やろうと思えば色々な話ができます。だからこそ、最初にこちらから希望を伝えて、教えてもらえるポイントを絞ることが大切です。
総合的に判断すると、DMM英会話のプラスネイティブプランはなかなか良いプランなのではないかなと思います。月額料金は通常プランと比較すると高く感じてしまいますが、ネイティブと毎日マンツーマンで話せることを考えると破格の値段。レッスンの中身も、ネイティブならではの知識やフレーズなどを知ることができて、とても有意義なものでした。
プラスネイティブプランについて迷っている方は、このレポートを参考に検討してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、プラスネイティブプランの体験レッスンは有料(1,500円)ですが、そのまま会員となれば体験レッスン分の料金がキャッシュバック※されます。入会してしまえば体験レッスンは実質無料というわけで、一考の価値はあるかと思います。
※プラスネイティブプラン体験レッスン(体験チケット)の有効期限は30日間で、有効期限が過ぎた場合、1,500円のキャッシュバックは無くなるので注意が必要です。