語学留学の方法をわかりやすく解説!初心者におすすめのやり方は?

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語学留学をするには?初心者におすすめの方法を紹介!

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英会話レベル Everyone!

こんな人におすすめ!
初心者におすすめの語学留学の方法を知りたい!
語学留学をするには?初心者におすすめの方法を紹介!

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溝口麻衣

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Hayakawa所属のチーフライター兼編集者。社会人になってから3か月間カナダへの留学経験あり。英検2級取得。海外のアートや建築、雑貨等に興味があり、現地で困らない英語力を身につけたいと思っている。

語学留学は、英語力の向上はもちろん、異文化に触れることで自分の視野を広げるチャンス。海外での生活を通して、自分に自信を持つきっかけにもなるでしょう。
学生や社会人の方のなかには、「語学留学を検討している」「いつか留学してみたい」という方もいるはずです。ただ、はじめての留学の場合、そもそも「留学にはどんな方法があるのか」「留学をどう手配すると良いのか」等がわからない、ということも少なくありません。

本記事では初心者向けに、語学留学の基本情報やおすすの留学方法などをわかりやすく解説します

語学留学とは?

01:語学留学とは?・画像

まずは「語学留学」について基本的な内容を確認しておきましょう。

語学留学とは?

語学留学とは、外国語を学ぶことを目的とした留学。主に現地の語学学校に通って外国語を学びます
また語学留学では、ホームステイや学生寮での生活を通じて異文化に触れる機会も豊富。国際的な環境での学びや生活など、日本ではなかなかできない体験・経験ができるのは、語学留学の大きな魅力といえるでしょう。
留学期間は数週間~1年程度と幅広く、自分の都合にあわせて設定できます。短期集中で語学を学びたい人や、留学経験を将来のキャリアに活かしたい人におすすめです。

語学留学とワーキングホリデー、正規留学の違い

海外で生活し、勉強ができる方法としては「語学留学」以外にも、「ワーキングホリデー」「正規留学」といったものがあります。語学留学とワーキングホリデー、正規留学の違いは以下の通り。

▼語学留学とワーキングホリデー、正規留学の違い

  語学留学 ワーキングホリデー 正規留学
主な目的
  • 語学学習
  • 就労
  • 語学学習
  • 海外での生活体験
  • 学位取得(専門的な知識や技術の習得)
期間 数週間~1年程度 最長1年間
※国によって異なる
1年以上
※大学の場合は3~4年間が一般的
ビザ
  • 学生ビザ
  • 観光ビザ
  • ワーホリビザ
  • 学生ビザ
年齢制限 なし あり
※18歳以上30歳以下
※上限の年齢は国によって異なる
なし
特徴 現地の語学学校に通い、語学を学習する。 現地で就労しながら、海外生活や旅行、語学学習ができる。 現地の大学や大学院で正規に学位取得を目指す。

語学留学は、あくまでも語学学習をメインとした留学。期間も数週間~1年程度と幅広く、初心者でも比較的チャレンジしやすい留学スタイルです

ワーキングホリデー(ワーホリ)は、海外で休暇を楽しみながら、滞在資金を補うために就労が認められている制度。「ワーホリビザ(ワーキング・ホリデー・ビザ)」で渡航し、最長1年間(※国によって異なる)海外に滞在できます。ただし、ワーキングホリデーを利用できるのは基本的に18歳以上30歳以下(※上限の年齢は国によって異なる)。制度の利用に年齢制限がある点には注意が必要です。

また正規留学とは、日本の大学や大学院へ籍を置かずに海外の大学や大学院へ入学し、学位取得(卒業)を目指すこと(※)。留学期間は1年以上(大学の場合は3~4年間が一般的)と長期に渡ります。正規留学では語学力の向上はもちろん、専門的な知識や技術の習得や、国際感覚を身につけることが可能です。
ただし、留学期間が長い分、経済的な負担は大きくなります。さらに、正規留学をするには高い語学力・学力が必要です。

  • ちなみに、日本の大学に籍を置いたまま、提携している海外の大学で一定期間学ぶのが「交換留学」。

Memo:
働きながら学べる「Co-op(コープ)留学」という選択肢

カナダでは、ワーキングホリデーに近いものとして「Co-op(コープ)留学」というプログラムを提供しています。これは、「専門分野の学習」と「有給インターンシップ」を組み合わせたプログラムで、学生ビザのなかで有給インターンシップができる留学制度。なお、専門分野の学習をするうえで英語力が不足している場合は、事前に英語の研修を追加することも可能です。
対象年齢は18歳以上。ワーキングホリデーとは異なり、留学できる年齢に上限がありません

カナダへの留学を考えている場合や、キャリアアップを視野に入れての留学を検討している場合、Co-op留学はぜひチェックしておきたいプログラムといえるでしょう。

語学留学の主な方法

語学留学をするには、大きく、「①留学エージェントを利用する」「②自分で手配する」「③学校の提携プログラムを使う」の3つの方法があります。以下ではそれぞれの特徴をチェックしていきましょう

語学留学の方法①:
留学エージェントを利用する

留学エージェントを利用し、語学学校の紹介・申し込みや、留学期間中の滞在先の手配、ビザの取得など、留学に必要な手続きをサポートしてもらいながら留学する方法です。

メリット
  • 留学に関する手続きを代行してもらえる
  • 自分に合った留学プランを提案してもらえる
  • 現地でトラブルがあった場合でも日本語でサポートが受けられる
デメリット
  • 手数料やサービス料が発生するケースがあり、個人で手配する場合と比較して、留学費用が高額になりがち
  • 提携の語学学校を紹介されることが多い
  • 留学エージェントによって扱っている国が異なる
こんな人におすすめ
  • 留学がはじめてで、何から準備したらよいのかわからない人
  • 自力での留学手続きに不安がある人
  • 現地でも必要に応じて日本語でサポートを受けたい人

語学留学の方法②:
自分で手配する

語学学校の選定や申し込み、滞在先の確保、ビザの申請、保険加入など、留学に必要な手続きをすべて自分で行う方法。自由度は高いものの、すべての判断・対応を自分で行う必要があります。

メリット
  • 留学エージェントを利用する場合と比較して、留学費用を抑えられる
  • 語学学校や、留学先の国・都市を自由に選べる
  • 自分のペースで留学の準備を進められる
デメリット
  • 留学に関する情報収集に時間がかかる
  • 留学の手続きにある程度の英語力が必要
  • トラブルがあった場合でも、自力で解決しなければならない
こんな人におすすめ
  • 留学費用をできるだけ安く抑えたい人
  • 海外経験がある人、英語でのやりとりに慣れている人
  • 自分で情報を調べて計画を立てるのが得意な人

語学留学の方法③:
学校の提携プログラムを使う

大学や専門学校が海外の教育機関と提携して行っている語学研修や短期留学プログラムを利用して留学する方法。在学生を対象に募集されることが多く、学校経由で参加できるため、手続きも比較的スムーズです。

メリット
  • 申し込みが簡単で、費用の目安も明確
  • 研修やプログラムへの参加が、成績や単位に反映される場合がある
  • 同じ学校の学生と一緒に参加できるため、安心感がある
デメリット
  • 実施時期や期間が決まっている
  • 募集人数に制限があり、応募者が多い場合は選考に通過しないと参加できない
  • 学校が決まっているなど、自由度が低い
こんな人におすすめ
  • 大学や専門学校に在籍中の人
  • 学校を通して、安心して留学したい人
  • 卒業に影響しない形で語学留学を経験したい人

初心者におすすめの語学留学の方法

02:初心者におすすめの語学留学の方法・画像

前のチャプターでは語学留学には大きく、以下の3つの方法があると紹介しました。

語学留学の方法
  1. 留学エージェントを利用する
  2. 自分で手配する
  3. 学校の提携プログラムを使う

それでは留学初心者の場合、この3つの方法のうちどれを利用すると良いのでしょうか。本チャプターでは、初心者におすすめの語学留学の方法について見ていきましょう。

初心者には「留学エージェントの利用」がおすすめ

初心者の場合、留学エージェントを利用しての留学方法がおすすめ。その理由は、留学エージェントを利用することで留学に関するさまざまなサポートが受けられ、初心者でもスムーズに留学準備を進められるからです
以下では、初心者に留学エージェントの利用がおすすめの理由を詳しくご紹介します。

初心者に留学エージェントの利用がおすすめの理由

  • 留学に関する情報収集や手続きをスムーズに進められる
  • 自分に合った留学プランや語学学校を提案してもらえる
  • 現地でトラブルがあった場合でも、日本語でサポートが受けられる

初心者が留学エージェントを利用する最大のメリットは、留学に関する情報収集から各種手続きまでをスムーズに行えることです
語学留学には、語学学校の選定や申込書の作成、ビザの取得、保険の加入、滞在先の手配など、さまざまな準備が必要であり、それらの作業を自分一人で行う場合、手間も時間もかかります。留学エージェントを利用すれば、留学準備にかかる負担を大幅に減らすことが可能です。

また、留学エージェントでは留学希望者の語学力や留学目的、予算、期間などをヒアリングしたうえで、その人に合った留学プランや語学学校を提案してくれます。情報が多くてどうしたら良いのか迷ってしまう初心者にとっては、自分に合った提案を受けられることも留学エージェントを利用するメリットといえるでしょう。

さらに、現地でトラブルや不安なことがあった場合に、日本語で相談できる窓口があるのも留学エージェントを利用するメリットです。慣れない海外での生活のなかでも必要に応じて日本語で相談ができ、サポートが受けられれば精神的な負担が軽くなります。

留学エージェントを利用する際の注意点

その一方で留学エージェントを利用する際は、以下の3点に注意が必要です。

留学エージェントを利用する際の注意点

  1. 留学エージェントによって扱っている国が異なる
  2. 料金体系が複雑に設定されている場合がある
  3. 紹介してもらえる語学学校が限られる

まず留学エージェントによって、留学先として扱っている国が異なります。特に留学先として行きたい国が決まっている場合、「その国を扱っているエージェント」「その国の留学に強いエージェント」を利用するのがおすすめです。

また、留学エージェントによっては料金体系が複雑に設定されており、「基本料金は安くてもオプションをプラスした結果、思っていた以上に留学費用がかかる」というケースも少なくありません。留学エージェントを利用する際は、基本料金には何が含まれていて、どういったサービスを追加する場合にオプションとなるのかをしっかりと確認しておくことが大切です

加えて、多くの留学エージェントでは、提携の語学学校を中心に紹介します。そのため、自分の通いたい語学学校が選択肢に含まれていない場合や、紹介された語学学校が自分に合わないことも。特に、現地で通いたい語学学校に希望がある場合は、その語学学校と提携している留学エージェントを利用すると良いでしょう。

留学エージェントを利用する際は複数のサービスに相談し、プランや語学学校、費用などを比較した上で、自分に合ったところを選ぶことが大切です

初心者向け 留学準備の基本ステップ

03:初心者向け 留学準備の基本ステップ・画像

語学留学を成功させるには、事前の準備をしっかりとしておくことが大切です。初心者の場合、下記のステップで留学準備を進めるとスムーズです。

初心者向け 留学準備の基本ステップ

  1. Step1
    留学の目的を明確にする
  2. Step2
    行きたい国・都市を考える(ざっくりでOK)
  3. Step3
    予算を確認し、現実的な期間や留学先を決める
  4. Step4
    語学学校やプログラムを決める
  5. Step5
    留学の申し込み、ビザの手続きを行う
  6. Step6
    その他、出発準備(パスポート、保険、滞在先など)

留学の準備をする際は、留学の目的や期間、予算などをしっかりと整理しながら計画的に準備を進めていくのがポイント。まずは「なぜ留学したいのか」「留学をして何を得たいのか」といった目的を明確にすることからはじめましょう。そのうえで、行ってみたい国や都市をざっくり考え、実際にかかる費用を確認しながら、現実的な行き先や留学期間を検討していきます。

留学先や期間の目安が決まったら、語学学校やプログラムの情報を集めて比較検討し、申し込みへと進みます。その際、語学学校やプログラムによって特徴や費用等が異なるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
その後、ビザの申請や必要書類の準備、滞在先の手配、パスポートや保険の確認など、出発に向けた準備を進めていきます。また、持ち物の準備や現地での生活に必要な情報の収集も行っておきましょう。

留学に向けてやることは多いですが、ステップ順に準備を進めていけば、初心者でも安心して語学留学をスタートできます

まとめ

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語学留学にはさまざまな方法がありますが、初心者の場合は留学エージェントの利用がおすすめ。留学に関するさまざまなサポートが受けられるため、初心者でも安心です。
また、語学留学をする際は、どのような準備が必要なのかを事前に把握し、そのうえで、目的や予算、行きたい国などを整理しながら準備を進めていきましょう。そうすることで、自分に合った形で語学留学を実現できる可能性がぐっと上がります。

語学留学を検討している方はもちろん、語学留学が気になっている方は本記事を参考に、留学に向けての前向きな一歩を踏み出してみてください。

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