新型コロナウィルスも落ち着きを見せ、各国の出入国が可能になり、留学生の受け入れも再開されています。こうした状況の中、海外への語学留学を考え始めている方も多いはずです。
そこで本特集では、海外への語学留学を考えている人に向け、これまでさまざまな国へ短期・長期留学を体験してきた筆者が、留学先の国選びのポイントや、語学留学におすすめの国、留学方法についてご紹介します。
留学は異なる言語や文化、そしてその国で生活する人々に触れることで、自分の視野を広げ、異なる価値観を身につけられる素晴らしい機会です。ただ、一口に留学といっても、学びたい言語や目的、予算、学習環境などによって、選ぶべき国や、留学方法も異なってきます。
本特集を参考に、自分の希望する留学がどういったものなのかを明確にした上で、しっかりと事前調査や準備を行い、有意義な留学を実現させましょう。
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料金例(税込) |
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対応の留学先 | オーストラリア、カナダ、マルタ、ドバイ、アメリカ、イギリス、アイルランド、ニュージーランド、南アフリカ、フィリピン、マレーシア |
営業所 | 新宿 ※オンラインでの利用も可 |
スマ留の特徴
留学手続きの代行や、海外留学に関する情報提供サービスの運営を行う「リアプロード」の留学エージェント。
スマ留の特徴は、リーズナブルな料金で質の高い語学留学ができる点。スマ留では、語学学校の稼働率が低い(生徒の数が少ない)時間帯を有効活用することで、従来と同じ留学スタイルでありながら最大半額の料金を実現。少ない費用で質の高い語学留学ができる。
料金プランは、語学学校の授業料、入学金、教材費、滞在費、安全サポート、諸費用がセットになった「スマ留ライト」と、「スマ留ライト」の内容にオンライン英会話と英語学習アプリを利用した6か月間の語学学習サポートがセットになった「スマ留スタンダード」の2種類。
最短1週間からの留学できるほか、アメリカやカナダ、オーストラリア、マルタなど、さまざまな英語圏の国への留学にも対応している。
WEBからの申し込みも可能なので、リーズナブルな料金で語学留学に行きたい人であれば、スマ留はぜひチェックしておきたい。
留学先の国 選び方のポイント
留学先の国選びは、学びたい言語や勉強したいことに加え、生活の安全性や費用、その国の文化など、様々なことを考慮する必要があります。
ここでは、留学先の国を選ぶ際のポイントについて、わかりやすく説明します。
留学先の国 選び方のポイント① 目標やキャリア
自分の将来の目標やキャリアを考え、留学先の国を選びましょう。例えば、アジアビジネスに関心がある場合は、アジアの国々に留学すると将来のキャリアに有効です。また、欧米の企業で働きたい場合は、英語圏の国を選ぶと良いでしょう。
留学先の国 選び方のポイント② 生活費や学費
予算も留学する際に考慮すべきポイントの1つです。留学前に生活費や学費について十分に調査し、自分の予算に合った国を選びましょう。
なお一般的に、アジアの国々は欧米に比べて生活費や学費が安い傾向があります。
留学先の国 選び方のポイント③ 言語
学びたい言語が話されている国を選ぶことが重要です。英語を学びたいのであれば、アメリカ、オーストアリアなど、多くの選択肢があります。
英語以外の言語を学びたい場合、例えば、スペイン語を学びたいのであれば、スペインやラテンアメリカ諸国を、中国語を学びたいのであれば、中国や台湾などを選ぶのがおすすめです。
留学先の国 選び方のポイント④ 安全性
海外留学する場合は、まず、日本より治安の悪い国が多くあることを知っておきましょう。身の安全は、留学する際に何よりも大切です。
そのため、できるだけ治安のよい国を選び、安心して留学生活が送れるようにしましょう。留学先の治安情報は事前にしっかりと調べておくことが重要です。
留学先の国 選び方のポイント⑤ 文化や環境
自分が興味を持つ文化の国や、自分にとって心地よい環境の国を選ぶと、留学生活がより楽しく有意義なものになります。
例えば、自然が好きであれば緑の多い国、都会が好きな場合は経済的に発展している国、芸術や歴史に興味がある場合は、その分野で有名な国を選ぶとよいでしょう。
英語の語学留学におすすめの国5選
目指すキャリアや学びたい言語・分野、予算、そして文化や環境によって、その人にとっての最適な留学先は異なりますが、ここでは、言語を英語にしぼり、語学留学におすすめの国5つをご紹介します。
どの国にもそれぞれ魅力があるので、ぜひ自分に合った留学先を見つける参考にしてみてください。
英語の語学留学におすすめの国5選
英語の語学留学におすすめの国①
アメリカ
留学におすすめの都市 | ロサンゼルス、ニューヨーク、サンディエゴ、ハワイ、サンフランシスコなど |
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語学学校の学費 |
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住居・生活費 |
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アメリカ留学の特徴
日本からの留学先として最も多いのがアメリカ。メリットも多く、非常におすすめの留学国の一つです。
アメリカへの語学留学は、世界中から学生が集まるため、ダイバーシティのある環境で、他国の学生と交流できるのが最大の魅力。また教育水準が高く、非常にレベルの高い講義を受けられます。そのため、語学留学から大学、大学院へと進み、将来グローバル人材として活躍したい人にぴったりと言えるでしょう。また、エンターテイメントやビジネスの中心地でもあるため、言語だけでなく、こういった分野で学び、世界で活躍したい人にもおすすめです。
その一方で、治安と留学費用に関しては少し注意が必要。アメリカでは特に大都市での犯罪率が高いため、留学先の地域や学校の周辺状況を事前によく調べ、安全対策をしっかりしておくことが大切です。また、生活費や授業料も他国と比較すると高いため、アメリカへの語学留学を検討する際は、事前にしっかりと計画を立て、入念に準備をしておきましょう。
英語の語学留学におすすめの国②
カナダ
留学におすすめの都市 | バンクーバー、トロント、カルガリーなど |
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語学学校の学費 |
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住居・生活費 |
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カナダ留学の特徴
カナダは、多くの日本人に人気の留学国です。安全で比較的温暖な環境の中、質の高い教育が受けられます。また、カナダは多文化国家で、英語とフランス語の二つの公用語があるため、ダイバーシティ豊かな環境で学べるのはもちろん、英語とフランス語の両方を学ぶことも可能です。さらに、カナダの大学や学校は、世界的にも評価が高く、レベルの高い講義を受けられるため、英語以外の専門分野を学べるのも魅力でしょう。
暮らしの面では、カナダの都市は生活レベルが高く、安全で、学生たちが安心して勉強できる環境が整っています。森や湖など雄大な自然が広がり、リラックスしながら生活できるでしょう。
ただ、冬季は厳しい寒さの続く地域もあるため、気候に合わせた準備が必要。
留学費用は、アメリカよりも安い場合が多いものの、それでもしっかりと計画を立て、管理できるようにしておくことが重要です。
英語の語学留学におすすめの国③
オーストラリア
留学におすすめの都市 | シドニー、メルボルン、ブリスベン、パースなど |
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語学学校の学費 |
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住居・生活費 |
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オーストラリア留学の特徴
オーストラリアも、とても人気のある留学国。豊かな自然に囲まれた静かな環境で、集中して英語を学べます。また、オーストラリアは多くの移民を受け入れており、さまざまな国の人が暮らす多文化国家。そのような環境の中で、学び、生活することで、グローバルな視野を培うことができます。さらに、日本との時差がないことも、オーストラリア留学のメリットと言えるでしょう。
ただ、言語面については、オーストラリア英語には独特のアクセントがあります。イギリスやアメリカで話されている英語を学びたい人にとっては、一見デメリットと感じられるかもしれませんが、将来的にグローバルに活躍したいと考えているならば、さまざまな英語に慣れておくことは、むしろメリットともいえます。
生活面では、オーストラリアの場合、夏と冬が日本と逆転するため、体調管理をしっかり行い、きちんとした生活リズムを作るのがポイント。また、物価も少し高いため、生活費をしっかりと管理することが大切です。
英語の語学留学におすすめの国④
フィリピン
留学におすすめの都市 | セブ、マニラなど |
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語学学校の学費 ※住居、生活費込み |
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フィリピン留学の特徴
フィリピンも英語の語学留学におすすめの国の一つ。フィリピン留学の最大のメリットは、授業の質の高さと留学費用の安さ。フィリピン留学は、語学学校の学費に住居費や食費などを含むプログラムが多く、1か月20万円程度から留学が可能です。
また授業は、1対1のマンツーマンを提供している学校が多く、他国と比較しても各段に安く、質の高い指導が受けられます。
さらに、最短1週間からの短期留学も可能なため、特に短期集中で英語を学びたい人にとって、最適な留学先と言えるでしょう。
ちなみに、フィリピンは公用語として英語を使用しているため、学校外でも日常的に英語を使う機会が多く、日常生活のなかでも学習の効果を実感しやすくなります。
その一方で、フィリピン留学で注意したいのは、治安面。フィリピン国内には、危険な町や地域もあるため、留学を計画する際は事前に情報を集め、安心安全に生活できる地域を選ぶことが大切です。また、年間を通して温暖で、日本とは気候が大きく異なります。適切な準備をし、健康管理にも十分気を付けましょう。
英語の語学留学におすすめの国⑤
マルタ島
留学におすすめの都市 | マルタ島 |
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語学学校の学費 |
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住居・生活費 |
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マルタ島留学の特徴
近年、マルタ島は留学先として人気が急上昇しています。マルタ島は、地中海に浮かぶ美しい島国。島の自然、歴史的な建物などに囲まれた、魅力的な環境で英語を学べます。また、マルタ島には長い歴史があり、その歴史や文化を学べば、英語以外の知識や教養も身につけることができるでしょう。ちなみにマルタ島はかつてイギリスの植民地だったため、英語は公用語の1つとして使用されており、質の高い英語教育が受けられます。特に小規模なクラスではマンツーマンレッスンが提供されているため、自分にあったレッスンを受けることが可能です。
懸念点としては、生活費が高めなこと。他国とよく比較検討し、かつしっかりとお金の管理を行うことを念頭に置いて留学に臨むのがポイントです。また、夏は非常に気温が高くなるため、体調管理にも気を付けましょう。
自分にぴったりの留学方法を選ぼう
一口に「留学」と言っても、さまざまな留学方法があります。留学を成功させるためには、自分の目的やビジョンにあった方法を選択することが重要です。ここでは、3つの留学方法について見ていきましょう。
留学方法 その① 語学学校に通う
特徴 | 言語スキルの習得を目的とした留学におすすめ。学校やプログラムによっては文化体験やアクティビティが組み込まれることも |
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目的 | 言語の習得や実践。その国の文化の理解も併せて学べる |
期間 | 数週間から1年以上。短期・中期・長期と様々な選択肢あり |
費用 |
数週間から数か月のコースが一般的で、費用は数十万円から数百万円程度
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こんな人におすすめ |
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留学方法 その② 専門学校に通う
特徴 | 専門的なスキルや知識を学ぶための学校。料理、デザイン、音楽、ビジネスなど様々な分野があり、その分野に特化している国や地域もある |
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目的 | 専門的なスキルや知識の習得 |
期間 | 1年〜2年が一般的 |
費用 |
一般的には数百万円から数千万円程度
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こんな人におすすめ |
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留学方法 その③ 大学に通う
特徴 | 学士、修士、博士などの学位を取得することが目的の高等教育機関 |
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目的 | 学位の取得や、深い専門知識の習得、研究活動など |
期間 | 学士は4年、修士は1〜2年、博士は3〜5年が一般的 |
費用 |
学士の場合は一般的に、年間数百万円から数千万円程度
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こんな人におすすめ |
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まとめ
この記事では、海外留学を考えている人向けに、留学先の国を選ぶ際のポイントや、語学留学におすすめの国、留学方法の違いなどをご紹介しました。
日本国内で生活している人にとって、留学は海外の言語や文化、そしてそこで生活する人々と触れ合える絶好の機会です。
また、留学前と留学後の自分の変化や成長は、想像していたよりもとても大きなものになるはずです。留学を通して身につけたグローバルで柔軟な価値観や、語学や専門スキルは、あなたの未来を力強く形作ってくれるでしょう。
この記事が、留学準備の一助となることを祈っています。
自分に合った留学先を探している方はもちろん、留学を検討している方は、この記事を参考に、ぜひ素晴らしい留学を実現するための最初の一歩を踏み出してみてください。