原題 SISTER ACT
邦題『天使にラブソングを…』
解説
原題『SISTER ACT』とは、1992年にアメリカで公開され、全米で6か月を超えるロングランを記録した大ヒット映画『天使にラブソングを…』のこと。
殺人現場を目撃したことからギャングに命を狙われ、修道院に匿われることになったクラブ歌手のデロリスが、聖歌隊のリーダーとなり、歌を通じて修道女たちとの友情を深めていく物語です。
原題『SISTER ACT』の「SISTER」は、姉妹・・・ではなく、「修道女、シスター」のこと。「act」はショーなどで上演される「演目」を意味しています。ちなみに、「演目」とは、作中で修道女たちが歌うゴスペルのこと・・・ですが、実は「act」には「演目」以外にも、動詞で「演じる」「装う・ふりをする」という意味も。
つまり、修道院に匿われ、ギャングから命を守るため、修道女のふりをすることになったデロリスの状況も『SISTER ACT』という原題に込められていると考えられます。
原題に込められた「act」に注目し、本作を鑑賞するのも、作品をより楽しむ方法の一つと言えるでしょう。
Study
- sister:(名詞)姉妹、修道女、シスター
- act:(動詞)行動する、演じる、装う・ふりをする/(名詞)行動、演目、幕
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