原題 The Martian
邦題『オデッセイ』
解説
原題『The Martian』は、2015年にアメリカで公開され、第88回アカデミー賞にて「作品賞」「主演男優賞」をはじめ7部門にノミネートされたマット・デイモン主演のSF映画『オデッセイ』のこと。原作は、アンディ・ウィアーの小説「火星の人」。
火星に一人置き去りにされた宇宙飛行士が生存を賭け、奮闘する姿を描いた物語です。
原題『The Martian』とは、「火星人」のこと。火星に取り残され、そこで地球からの迎えがくる4年間を生き延びようとする主人公の姿から、このタイトルになったと考えられます。
一方、邦題は『オデッセイ』。「オデッセイ」は英語にすると「odyssey」で、「長い冒険旅行」という意味。つまり、火星で過ごす、地球から迎えがくるまでの4年間を「長い冒険旅行(のようなもの)」といった形でとらえていると考えられます。また火星に一人置き去りにされても、生き延びるため、あらゆる手を尽くそうとする主人公の前向きな思いも含まれているかもしれません。
原題と邦題の違いにも注目し、本作を鑑賞するのもおすすめです。
Study
- the Martian:(名詞)火星人
- odyssey:(名詞)長い冒険旅行
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