原題 Saving Mr.Banks
邦題『ウォルト・ディズニーの約束』
解説
原題『Saving Mr.Banks』は、2013年にアメリカで公開され、ウォルト・ディズニーの映画製作の舞台裏を初めて描いた作品として高い注目を集めた『ウォルト・ディズニーの約束』のこと。
「メリー・ポピンズ」の映画化を巡り、原作者パメラ・トラヴァースと映画製作者側との対立・交渉を描いた物語です。
原題『Saving Mr.Banks』の「saving」は「~を救う、~守る」という動詞「save」の「~ing形」で「~を救うこと、~を守ること」という動名詞になっていると考えられます。つまり、原題を訳すと「バンクス氏を救うこと(守ること)」。ちなみに、この「Mr.Banks(バンクス氏)」とは、「メリー・ポピンズ」の原作者で、本作の主人公でもあるパメラの父親のことなのですが、このタイトルが何を意味するのか・・・は、ぜひ本作でチェックしてみてください。
一方、邦題は『ウォルト・ディズニーの約束』。「メリー・ポピンズ」の映画化に際し、ウォルト・ディズニーはパメラにとある約束をするのですが、そこに焦点を当てたタイトルとなっています。
ウォルト・ディズニーの映画製作の舞台裏が知りたい人や、「メリー・ポピンズ」が好きな人はもちろん、上質な人間ドラマを楽しみたい人にもおすすめの本作。
原題と邦題、それぞれに込められたメッセージにも注目し、鑑賞してみてはいかがでしょうか。
Study
- save:(動詞)~を救う、~を守る
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- 英語字幕対応