原題 Boyhood
邦題『6才のボクが、大人になるまで。』
解説
原題『Boyhood』は、2014年にアメリカで公開され、第72回ゴールデン・グローブ賞にて作品賞・監督賞・助演女優賞を受賞したドラマ映画『6才のボクが、大人になるまで。』のこと。
1人の少年と、その家族の12年間を描いた物語です。2002年から2013年まで、毎年、数日間だけ集まって撮影を行い、12年間、同じ役を同じ役者が演じたことで、高い注目を集めました。
原題『Boyhood』は、「少年時代」という意味。6歳だった少年が18歳になるまでの12年間を描いていることから、このタイトルが来ていると考えられます。
ちなみに、「-hood」は、名詞・形容詞に付いて名詞を作り、「状態」や「性質」、「集団」などを表す接尾語。「boyhood(少年時代)」の他にも、「childhood(子どもの頃)」「neighborhood(近所)」等の言葉で使われているので、チェックしておくと良いでしょう。
一方、邦題は、『6才のボクが、大人になるまで。』となっており、原題よりもややキャッチーで、少年の視点から描かれていることが伝わる表現になっています。
原題と邦題の違いに加え、少年とその家族の12年間の成長・変遷がどのように描かれているのかにも注目し、本作を楽しんでみてはいかがでしょうか。
Study
- boyhood:(名詞)少年時代
- -hood:(接尾語)名詞・形容詞につき、「状態」や「性質」「集団」などを表す/childhood(子どもの頃)、neighborhood(近所)
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