原題 Something's Gotta Give
邦題『恋愛適齢期』
解説
原題『Something's Gotta Give』は、2003年にアメリカで公開されたロマンチック・コメディ『恋愛適齢期』のこと。熟年男女と若者の恋の三角関係を、軽妙な笑いを交えて描いた作品です。
ジャック・ニコルソン、ダイアン・キートン、キアヌ・リーブスが共演したことでも注目を集めました。
原題『Something's Gotta Give』は、「Something has got to give」の口語形。「has got to」は「must」と同じで「~しなければならない」、「give」は、「与える、あげる」・・・ではなく、「give up」の「あきらめる」をそれぞれ意味しており、「Something's Gotta Give(Something has got to give)」を訳すと、「何かをあきらめなければならない」→「何かを妥協しなきゃ」「このままじゃいけない」という意味に。
二人の男女が恋に落ち、一緒に過ごす時間を重ねていくには、互いにどこかで妥協が必要になり、そのためには、自分が変わっていかなければ・・・という思いがこのタイトルに込められていると考えられます。
一方、邦題は『恋愛適齢期』。何歳になっても、恋愛をしているときが、その人にとっての恋愛適齢期だということを感じさせるタイトルに。
俳優たちの豪華共演はもちろん、原題と邦題の違いにも注目し、本作を楽しんでみてはいかがでしょうか。
Study
- Something's gotta give=Something has got to give:何かを妥協しなければならない、このままじゃいけない
- has got to=must:~しなければならない
- give up:あきらめる
作品を見る
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