原題 Trouble with the Curve
邦題『人生の特等席』
解説
原題『Trouble with the Curve』は、2012年にアメリカで公開され、「マディソン郡の橋」「ミリオンダラー・ベイビー」「硫黄島からの手紙」等の映画監督として知られるクリント・イーストウッドが主演を務めたヒューマンドラマ『人生の特等席』のこと。
家庭を顧みず、メジャーリーグのスカウトマンとして生きてきたガス(クリント・イーストウッド)と、弁護士としてキャリアを積むミッキー(エイミー・アダムス)・・・これまで疎遠になっていた父と娘が、仕事を通して再び親子の絆を取り戻すまでを描いた物語です。
原題『Trouble with the Curve』を訳すと、「カーブの問題」。「カーブが打てないのは選手の問題」といった意味のセリフとしても作中に登場します。
また、「curve」は、本作のキーとなる言葉。「曲線」「(野球の)カーブ」「曲がり角」といった意味があり、作中ではこうした様々な「curve」を思わせるエピソードが描かれています。
一方、邦題は『人生の特等席』。原題とはややかけ離れたタイトルになっています・・・が、ラストにこの邦題が意味するものが描かれていますので、ぜひチェックしてみるとよいでしょう。
原題と邦題の違いはもちろん、原題・邦題それぞれに込められた意味にも注目し、本作を楽しんでみてはいかがでしょうか。
Study
- curve:(名詞)曲線、(野球の)カーブ、曲がり角
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