原題 We Bought a Zoo
邦題『幸せへのキセキ』
解説
原題『We Bought a Zoo』は、2011年にアメリカで公開されたマッド・デイモン主演のヒューマンドラマ「幸せへのキセキ」。原作は、イギリス人コラムニスト ベンジャミン・ミーが自身の身に起こった実話を記した著書「幸せへのキセキ~動物園を買った家族の物語(原題We Bought a Zoo: The Amazing True Story of a Young Family, a Broken Down Zoo, and the 200 Wild Animals That Change Their Lives Forever)」。
本作は、最愛の妻を亡くし、悲しみのどん底にあった男ベンジャミン・ミー(マッド・デイモン)が、様々な困難に直面しながらも、廃園寸前の動物園の再建に挑み、家族との絆や自身の人生を取り戻していく姿を描いた物語です。
「あの頃ペニー・レインと」でアカデミー賞を受賞したキャメロン・クロウが監督を務め、「プラダを着た悪魔」のアライン・ブロッシュ・マッケンナが脚本を手掛けたことでも注目を集めました。
原題『We Bought a Zoo』は、直訳すると、「私たちは動物園を買った」。「bought」は「買う」を意味する動詞「buy」の過去形、「zoo」は名詞で「動物園」です。「zoo」を「ズー」と発音する点はチェックしておきましょう。
主人公が、引っ越すために「家の横にある動物園(動物・飼育員付き)を維持し、運営する」という条件付きの物件を購入したことから、「家を買った→動物園を買った:We Bought a Zoo」というタイトルになっていると考えられます。
一方、邦題は『幸せへのキセキ』。最愛の妻を亡くし、悲しみのどん底にいた主人公が、廃園寸前の動物園を立て直し、自身も悲しみから立ち直っていく…という一連の流れ・奇跡にフォーカスするタイトルに。ちなみに、「キセキ」がカタカナ表記になっているのは、「奇跡」と「軌跡」の意味が込められているからだと考えられます。
原題と邦題の違いはもちろん、主人公がどのように動物園を再建していくのかや、作中に登場する動物たちの名演技(?)にも注目し、本作を楽しんでみてはいかがでしょうか。
Study
- bought:動詞「buy(買う)」の過去形
- zoo:(名詞)動物園 ※発音注意
作品を見る
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