原題 12 Years a Slave
邦題『それでも夜は明ける』
解説
原題『12 Years a Slave』は、2013年にアメリカで公開され、第86回アカデミー賞にて、「作品賞」「助演女優賞」「脚色賞」の主要3部門を受賞した歴史ドラマ映画「それでも夜は明ける」。
ある日、突然誘拐され、奴隷として売られた黒人バイオリニスト・ソロモンが、妻や子供たちに再び会うために生き抜いた11年8か月26日間を描いた物語です。
原作は、1841年にワシントンD.C.にて誘拐され、奴隷として売られた黒人ソロモン・ノーサップによる奴隷体験記「Twelve Years a Slave」。
原題『12 Years a Slave』の「slave」は「奴隷」という意味で、原題を直訳すると、「12年間、奴隷」。本作では、主人公ソロモンの奴隷としての11年8か月26日間を描いていることから、このタイトルになっていると考えられます。
一方、邦題は、『それでも夜は明ける』。差別や虐待を受け、奴隷として過ごし、もうすぐ12年の歳月が経とうとしていたある日、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者と出会い、この出会いをきっかけに、彼の運命は大きく動き出していくのですが、その結末を予感させるタイトルに。
アカデミー賞をはじめ、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞他、数々の映画賞を受賞している本作。原題と邦題の違いはもちろん、希望を信じてあきらめずに生きようとする主人公ソロモンの生き様にも注目し、本作を楽しんでみてはいかがでしょうか。
Study
- slave:(名詞)奴隷
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- 英語字幕非対応
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