「ドリーム」を英語にすると?原題と邦題でタイトルが異なる映画をチェック!

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原題 Hidden Figures

邦題『ドリーム』

解説

原題『Hidden Figures』とは、2016年にアメリカで公開され、全米で『ラ・ラ・ランド』を超える大ヒットを記録したヒューマンドラマ『ドリーム』のこと。
まだコンピューターのなかった1961年、NASAの「マーキュリー計画(有人宇宙飛行計画)」を実現するため、差別や偏見と闘いながら、「計算手(数学者)」として活躍した3人の黒人女性たちの姿を、実話に基づいて描いた物語です。
本作は、世界的な音楽賞である「グラミー賞」を11回受賞したファレル・ウィリアムスが音楽を手掛けたことでも話題になりました。

原題『Hidden Figures』の「hidden」は、「隠された」「秘密の」という意味の形容詞。「figure(s)」は名詞で「数字」「形」「人物」といった意味があり(※ちなみに、figureには動詞で「~だと思う」「計算する」という意味もあります)、「Hidden figures」を訳すと、「隠された数字」「知られていない(秘密の)人物」。
本作では、NASAの研究の最前線で、計算手として未知の数字(=隠された数字)を追い続けた黒人女性たちの知られざる活躍(=知られていない人物)を描いていることから、これらの内容を示すダブルミーニングのタイトルになっていると考えられます。
一方邦題は「ドリーム」。人種差別・女性差別の二つの壁を打ち砕き、それぞれの「夢」を追い続ける黒人女性たちの姿や、有人宇宙飛行を成し遂げるというアメリカの「夢」に向かって奮闘するNASAの人々にフォーカスするタイトルになっています。

本作は、人種差別や女性差別という難しい問題を扱っていますが、差別や偏見に決してひるまず、自らの才能と努力と明るさで道を切り拓いていく黒人女性たちを描いた痛快なサクセスストーリー。原題と邦題の違いに加え、3人の黒人女性たちの活躍にも注目し、楽しんでみてはいかがでしょうか?

Study

  • hidden:(形容詞)隠された、秘密の
  • figure(s):(名詞)数字、形、人物/(動詞)~だと思う、計算する

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ドリーム・画像
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