「ゼロ・グラビティ」を英語にすると?原題と邦題でタイトルが異なる映画をチェック!

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原題 Gravity

邦題『ゼロ・グラビティ』

解説

原題『Gravity』とは、2013年にアメリカ、日本で公開されたアメリカ・イギリス合作のSFサスペンス映画『ゼロ・グラビティ』のこと。
第70回ヴェネツィア国際映画祭のオープニング作品として上映され、観客と映画評論家の両方から演出・脚本・映像美・演技などあらゆる面で高く評価されたことでも話題になりました。また、第86回アカデミー賞では、監督賞と撮影賞を受賞。さらに、2013年に開催されたハリウッド映画祭では、主人公「ライアン」を演じたサンドラ・ブロックが主演女優賞を受賞しています。
本作は、宇宙事故を題材とした作品。医療技師でハッブル望遠鏡の修理などをおこなっていたライアン・ストーン(サンドラ・ブロック)と、指揮官を務めるマット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)は、地球の上空60万メートルの無重力空間で船外活動をおこなっていたところ、予期せぬ事故によって宇宙空間に放り出され、絶望的な状況に。通信が回復せず、酸素残量も減っていく中で、必死で地球への生還を目指す二人をスリリングに描いています。ちなみに、本作の登場人物は、実質、ライアンとマットの二人。他の登場人物は声のみの出演となっています。

原題『Gravity』は「重力、引力」という意味の名詞。
これは、ライアンたちが目指す地球への生還、つまり地球への引力を表しています。また、物語全体を貫くテーマやラストシーンにも関わるタイトルとなっているので、ぜひ本作を最後まで観てみてください。

一方、邦題は、二人が投げ出された宇宙の無重力空間を表す「ゼロ・グラビティ」という真逆のタイトル。本作の最大の見どころである、無音・無重力の宇宙空間を描き切った映像技術と演出美を象徴したものになっています。

本作は、宇宙の無重力空間から地球への生還を目指す二人を圧倒的な映像美で描いた作品。原題と邦題の違いに加え、高く評価された映像技術や演出にも注目し、楽しんでみてはいかがでしょうか?

Study

  • gravity:(名詞)重力、引力、重大さ、重要性

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