「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」を英語にすると?原題と邦題でタイトルが異なる映画をチェック!

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原題 Fantastic Beasts and Where to Find Them

邦題『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

解説

原題『Fantastic Beasts and Where to Find Them』とは、2016年にアメリカ、日本で公開されたアメリカ・イギリス合作のファンタジー映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のこと。「ハリー・ポッターシリーズ」のスピンオフ前日譚で、全5部作(予定)の第1作目として公開され、脚本を原作者のJ.K.ローリングが手がけたことでも注目を集めました。

本作は、大人気ファンタジー ハリーポッター・シリーズの第1作目「ハリー・ポッターと賢者の石」から約70年前にあたる1926年のアメリカが舞台となっています。主人公は、ハリーポッター・シリーズ内に登場した、魔法学校の教科書『幻の動物とその生息地(Fantastic Beasts and Where to Find Them)』の著者 ニュート・スキャマンダー。魔法生物学者のニュートが、鞄から逃げ出してしまった不思議な魔法動物たちを追いかけ、騒動を起こしながらも動物たちと協力し、とある事件を解決する物語です。

ハリーポッター・シリーズでは、魔法学校の生徒たちが主役だったのに対し、本作の登場人物は、そのほとんどが、力のある大人の魔法使いたち。魔法のレベルも高度になり、前シリーズよりさらに白熱した魔法バトルが繰り広げられるのは、本作の見どころといえるでしょう。
また、本作はキャストの豪華さも魅力の一つ。「博士と彼女のセオリー」、「リリーのすべて」等の作品で高い評価を獲得したエディ・レッドメインが主演を務めているほか、近年注目を集めている若手実力派俳優エズラ・ミラー、ベテラン俳優コリン・ファレル等が出演しています。

原題『Fantastic Beasts and Where to Find Them』の「fantastic」は、「空想上の、幻の、夢のような、素晴らしい、感動的な」といった意味を持つ形容詞。「beasts」は、「獣、野獣、動物」という意味の名詞です。また、「where to find」は「~の在り処、~がどこで見つかるか」等と訳すことができ、これらを合わせると「空想上の獣と彼らの在り処」という意味になります。
ちなみに、このタイトルは、主人公ニュートがのちに執筆することになる著書のタイトルでもあります。
また、作品世界では、一般的に「魔法生物(magical creatures)」と呼ばれる、魔法界の不思議な生き物たちのことを、ニュートは、「Fantastic Beasts」(※fantasticは、「空想上の・幻の」と「素晴らしい・感動的な」のダブルミーニング)と呼んでおり、こうした点から垣間見えるニュートの魔法生物愛も注目したいポイントです。

一方、邦題は、「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」というタイトルに。本作の配給元であるワーナー・ブラザーズは、この邦題に対し、「これまでハリー・ポッターの魔法の物語に親しんだ皆さまに、新たに始まる新シリーズでこの素晴らしいファンタジーの世界を楽しんでもらいたいという思いから、未知の動物に魅了され夢と希望を胸に世界中を旅する魔法使いの姿と、壮大なスケールの物語をタイトルから感じてもらえれば」とコメントし、邦題に込めた思いを説明しています。

本作は、世界中で人気を博したハリー・ポッターシリーズの待望の最新作。原題と邦題の違いに加え、前作とはまた違う世界観にも注目し、楽しんでみてはいかがでしょうか?

Study

  • fantastic:(形容詞)空想上の、幻の、夢のような、素晴らしい、感動的な
  • beast:獣、野獣、動物

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