原題 Despicable Me
邦題『怪盗グルーの月泥棒』
解説
原題『Despicable Me』とは、2010年にアメリカで公開されたユニバーサル・ピクチャーズ配給映画初の3Dアニメ映画『怪盗グルーの月泥棒』のこと。『怪盗グルーシリーズ』の第1作目にして、日本での興行収入は12憶円以上と大ヒットを記録した人気の高い作品です。
手下のミニオンたちやネファリオ博士と共に様々な兵器を開発し、日夜いたずらや盗みなどの悪事にいそしむ怪盗軍団のリーダー・グルー。世界一の悪党となるため、「月」を盗むという野望を抱くグルーは、秘密兵器「縮小ビーム銃」を手に入れたものの、ライバルの怪盗・ベクターに銃を盗まれてしまいます。なんとか銃の奪還に成功するものの、その際に利用した養護施設で暮らす3姉妹 マーゴ・イディス・アグネスに懐かれてしまい、グルーたちは奇妙な共同生活を送ることに。怪盗グルーが3姉妹に翻弄されながらも、月を盗み、世界一の悪党になろうと奮闘する物語です。
原題『Despicable Me』の「Despicable」は、「卑劣な、見下げ果てた」という意味の形容詞。これを踏まえると、原題「Despicable Me」は、「卑劣な私」と訳すことができます。これは、世界一の悪党を目指すグルーのことを表しており、映画の内容を考えると、「悪党の俺様」とも意訳することができます。
一方邦題は、「怪盗グルーの月泥棒」と、映画の内容がわかりやすいキャッチ―なタイトルに。原題に対して、邦題は、子供にも親しみやすいタイトルだと言えるでしょう。
本作は、ミニオンやグルーをはじめ、個性豊かなキャラクターたちが登場する大ヒット3Dアニメ映画。原題と邦題の違いにも注目し、楽しんでみてはいかがでしょうか?
Study
- despicable:(形容詞)卑劣な、見下げ果てた、いやしむべき
作品を見る
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- 英語字幕対応不明
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