The movie is called...(その映画のタイトルは)

原題Any Day Now

邦題『チョコレートドーナツ』

解説

原題『Any Day Now』とは、2012年にアメリカで公開された、ヒューマン映画『チョコレートドーナツ』のこと
1970年代ニューヨークのブルックリンで実際にあった、「障がいを持ち、母親に育児放棄された子どもと、家族のように過ごすゲイの話」という実話に着想を得て制作された作品です。

本作は、全米の映画祭で上映され、各地で絶賛を浴び、観客賞を総受賞した話題の感動作。また、アメリカから2年ほど遅れて公開された日本では、当初1館のみで上映されていたものの、その人気から順次上映館を拡大し、最終的には100館を超える劇場にて上映。メディアにも大きく取り上げられる等、異例の大ヒットを記録しました。

ちなみに、本作では、主要キャスト3人の演技力も高く評価されています。
主人公・ルディは、舞台『キャバレー』での演技によりトニー賞を受賞したアラン・カミングが務め、圧倒的な演技と歌唱シーンが大きな注目を集めました。また、ルディのパートナー・ポール役は、『LOOPER/ルーパー』、『ロスト・マネー 偽りの報酬』に出演したギャレット・ディラハントが務めています。少年・マルコを演じたのは、本作がデビュー作となるアイザック・レイヴァ。実際にダウン症の彼は、俳優になる夢を持ち、本作で見出されました。

本作は、シンガーを目指すルディと、ゲイであることを隠して生きる弁護士・ポール。ゲイカップルである2人が、薬物依存症の母親から育児放棄を受けたダウン症の少年・マルコを引き取り、育てるという物語です。3人は、愛に溢れた幸せな生活を送りますが、同性愛への周囲からの強い差別が、3人を引き離そうとします。ルディとポールの2人はマルコの養育者として認められず、裁判沙汰へ。マルコを取り戻そうと奮闘する2人ですが…。

原題『Any Day Now』は「いつの日か」という意味の言葉。「今にでもやってくるであろういつか」というニュアンスの表現です。ちなみに、この原題は作中でルディが歌うボブ・ディランの名曲、『I Shall Be Released』の歌詞「Any day now, any day now, I shall be released.(いつの日か、いつの日にか解き放たれるだろう)」から引用されています。

一方、邦題はマルコの大好物である「チョコレートドーナツ」。その意味は、日本版のキャッチコピー、「僕たちは忘れない。ぽっかりと空いた心の穴が愛で満たされた日々―。」に込められていると言えるでしょう。

本作は、3人の愛に溢れた日々を描きながら、同性愛者や障がいを持つ人への差別や偏見を取り上げた社会派ヒューマン映画。
原題と邦題の違いにも注目しながら、楽しんでみてはいかがでしょうか?

Study

  • any day now:いつの日か
    →Any day now, any day now, I shall be released. (by Bob Dylan):いつの日か、いつの日にか解き放たれるだろう

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