原題 The Sword in the Stone
邦題『王様の剣』
解説
原題『The Sword in the Stone』は、1963年にアメリカで公開されたディズニーの長編ファンタジー映画『王様の剣』のこと。
中世イギリスのアーサー王伝説を元にしており、身寄りのない少年アーサーが、誰にも抜くことができなかった石の台に刺さった聖剣「エクスカリバー」を抜き、イングランドの国王になるまでを描いた物語です。
この作品の原作は、アーサー王の少年時代を描いたT・H・ホワイトの小説「永遠の王(The Once and Future King)」の第1部「石に刺さった剣」。
原題『The Sword in the Stone』は、訳すと「石の中の剣(→石に刺さった剣)」。少年アーサーが抜く聖剣「エクスカリバー」が石の台に刺さっていることからこのタイトルになっていると考えられます。
また、「Sword」を、「ソード」と発音する点は要注意。
一方、邦題は『王様の剣』。「石の台に刺さった剣を抜けた者が次の王になる」という言い伝えから、聖剣「エクスカリバー」は、「王様の持つ剣→王様の剣」となり、物語の展開にフォーカスするタイトルになっています。
ちなみに、現在の邦題は「王様の剣」ですが、公開当初の邦題は、「王さまの剣」。
原題と邦題の違いにも注目し、ディズニーが描く中世イギリスのアーサー王伝説を楽しんでみてはいかがでしょうか?
Study
- sword:(名詞)剣、刀 ※発音注意
- stone:(名詞)石、岩石
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